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物を捨てられずに溜め込むタイプの人は、長い年月をかけてゴミ屋敷を形作ります。足の踏み場はおろか、どこから出入りするのか分からないほどゴミが積み上がっている場合、片付けるのも一苦労です。
ゴミ屋敷を片付けるにも1人では難しい作業のため、業者に依頼する方法もあります。そこで今回の記事では、一軒家のゴミ屋敷を片付ける際にかかる費用を紹介します。
費用を安くする方法などもあわせて紹介するので、ゴミ屋敷の片付けに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用
ゴミ屋敷の多くは一軒家です。ここでは、そのような一軒家のゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した際の費用を紹介します。
一軒家と言っても間取りや広さによって費用が異なりますが、概ね以下の表の通りです。
間取り |
作業人数 |
作業時間 |
費用相場 |
3LDK~4DK |
3~7名 |
5~12時間 |
17~50万円 |
4LDK~5K |
4~10名 |
6~15時間 |
22~60万円 |
一軒家の平均的な間取りは3LDKほどとされており、その場合の費用の相場は17~50万円ほどです。作業人数や作業時間は業者によって異なりますが、上に示した表を目安にすると良いでしょう。
ただし、ゴミ屋敷の状態によっても費用は変動するため、詳細な金額を知りたいという方は業者による見積もりが必要です。
一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用が高くなるケース
ゴミ屋敷を片付ける費用は決して安くはありません。それでは、なぜ費用が高くなるのでしょうか。
ここからは、一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用が高くなるケースを紹介します。
片付けるゴミの量が多い
まず、費用が高くなるのは、「片付けるゴミの量が多い」ケースです。片付けるゴミの量が多ければ、それだけ手間がかかります。
床一面にゴミが散らばっている程度であれば、トラック1台から2台ほどです。しかし、ゴミが天井まで積み上げられていると必要なトラックのサイズも大きくなり、台数も増えます。
ゴミが家の中に収まらず家の外まではみ出す量になると、費用はさらに高くなります。ゴミ屋敷を片付ける費用は、片付けるゴミの量によって費用が大きく変動することを把握しておきましょう。
必要な作業人数が多い
費用が高くなるケースの2つ目は、「必要な作業人数が多い」ケースです。ゴミ屋敷の片付けで行う作業はさまざまです。ゴミの回収や分別、トラックでの運搬などを繰り返し行う必要があるため、非常に手間がかかります。
そのため、作業するスタッフの人件費がかかり、片付け費用が高くなる原因となります。ゴミ屋敷の片付けを行うスタッフの人件費は、1万円~1万5千円ほどが相場です。片付けを依頼する際は、ゴミの量からかかる人件費を予想しておきましょう。
片付けるゴミの種類が多い
費用が高くなるケースの3つ目は、「片付けるゴミの種類が多い」ケースです。ゴミ屋敷の中にあるゴミの種類が多いほど、分別の手間がかかるため費用が高くなります。逆にゴミの種類が少なければ、手間が省けるため片付ける費用も安く済みます。
ゴミの中に家電や家具などの粗大ゴミが加わると、費用がさらに高くなるでしょう。家電や粗大ごみは、処分する分だけ費用がかかります。手間の分だけ費用もかかるということを把握しておきましょう。
一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用の内訳
ここからは、一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用の内訳を紹介していきます。一軒家のゴミ屋敷を片付ける場合、以下の費用が発生します。
- 車両費(トラック)
- 人件費
- 処分費
- オプション料金
内訳の詳細をそれぞれ見ていきましょう。
車両(トラック)費
片付けたゴミや不用品の運搬には、トラックが必要です。しかし、このトラックの費用もゴミのサイズや量、種類によって変動します。ゴミの量が多く、処分施設と現場を何度も往復する必要がある場合、それに応じてトラックを用意しなければいけません。
逆に処理施設との往復回数も少なく、量がそれほど多くなければ小さいトラックで済む場合もあります。そのような場合はトラックの費用が安くなります。ゴミ屋敷の状態によって車両費が変動することを把握しておきましょう。
人件費
業者にゴミ屋敷の片付けを依頼する以上、人件費がかかります。多くの業者が人件費をスタッフの人数と作業時間あるいは作業日数によって計算しています。ゴミの量が多いほどスタッフの人数も作業時間もかかり、それだけ人件費は高額になるので注意しましょう。
先程も紹介したようにスタッフの人件費は、1人当たり1万円~1万5千円/日ほどです。1日で済めば数万円から多くても10万円前後ですが、日数がかかるとその分だけ人件費が高くなります。
処分費
ゴミの片付けには処分費が必要です。ゴミ屋敷のゴミが紙やプラスチックのようなリサイクルが可能なゴミが中心であれば、あまり処分費用はかかりません。しかし、生ゴミや不燃ごみのように処分費用の高いゴミが多いと、処分費用も高くなります。
また、処分するゴミの中に家電やある場合、リサイクル料金が必要となります。その場合、別途費用が加算されます。処分の手間がかかるゴミの量によって処分費は変動するため、片付ける際はゴミの種類も意識しましょう。
オプション料金
車両費や人件費、処分費以外にも場合によってはオプション料金がかかります。ゴミの片付け以外にも、ハウスクリーニングや消臭、特殊清掃などのオプションがあります。
また、荷物を吊り下げて搬出したり、解体したりする際に特殊な機材が必要な場合も、オプション料金がかかることが多いです。
一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる時間
一軒家のゴミ屋敷を片付けるには多くの時間がかかります。業者に依頼したとしても、作業時間はそれなりにかかることも多いです。
一軒家のゴミ屋敷の場合、少なければ5時間程度、多ければ15時間程度かかることも珍しくありません。間取りやゴミの量、ゴミ屋敷の立地によっては、2日以上かかる場合もあります。
また、ゴミに虫が発生していたり、粗大ゴミが多かったりすると、それだけ手間と時間がかかります。さらに、現場付近にトラックを止めるスペースが無いと、トラック置き場との往復に時間がかかるため、周辺環境も重要です。
一軒家のゴミ屋敷を片付けるのにかかる費用を抑える方法
ここまで、一軒家のゴミ屋敷の片付け費用が高くなるケースやと費用の内訳について紹介してきました。
最後に、片付けにかかる費用を少しでも安く抑える方法を紹介します。一軒家のゴミ屋敷の片付けに困っているという方は、これから紹介する方法を参考にしてお得に片付けをしてみてはいかがでしょうか。
複数の業者から見積もりを取る
費用を安く抑える方法の1つ目は、「複数の業者から見積もりを取ること」です。ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合、費用は業者によって差があります。お得に片付けを依頼するためには、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
一部の業者では見積もりが有料と言うこともあります。しかし、多くの業者では見積もりが無料です。無料で見積もりをしてくれる業者に見積もりを依頼し、見積書を比較検討して、片付けを依頼する業者を選びましょう。
可能な範囲で片付けておく
費用を安く抑える方法の2つ目は、「可能な範囲で片付けておくこと」です。ゴミ屋敷の片付けで費用が高くなるかは、手間が多いか少ないかに左右されます。そのため、自分でできることをやって業者の手間を少なくすれば、それだけ費用を抑えられます。
ゴミを分別したり、まとめておくだけでも業者の手間を減らせます。また、玄関先にゴミを出しておけばその分業者の手間が少なくなるため、さらに費用を抑えることも可能です。自分でできる範囲の片付けを行い、少しでも費用を抑えましょう。
買い取ってもらえるものは買い取ってもらう
費用を安く抑える方法の3つ目は、「買い取ってもらえるものは買い取ってもらうこと」です。ゴミ屋敷の中のゴミと言っても、全てが捨てる必要のあるただのゴミとは限りません。
家電などの再利用可能なものがあれば、買い取ってもらいましょう。そうすることで費用も安くなります。全ての業者で買い取りを行っているわけではないので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
一軒家のゴミ屋敷となるとゴミの量が非常に多く、片付けると言っても途方に暮れてしまいます。そのため、何から手を付ければ良い分からず、全く片付けられないという方も少なくありません。
自分だけではゴミ屋敷を片付けられない場合は、業者に依頼しましょう。また、可能な範囲は自分で片付けることで費用を抑えられるため、安く済ませることも可能です。ゴミ屋敷片付け業者を上手に利用し、ゴミ屋敷を生まれ変わらせましょう。
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